どんなバイクが配達業務に向いているか
フードデリバリーの配達業務に最適なバイクを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
- 燃費の良さ
- 維持費の低さ(メンテナンス性)
- 荷物の運搬性(収納スペースの確保)
- 運転のしやすさ(取り回しの良さ)
- 耐久性と安定性
候補に挙げられた4つのバイクを比較し、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
1. 最も安価な原付スクーター(50cc)
メリット
- 価格: 最も購入費用が安い。新品でも10~15万円程度、中古ならさらに安い。
- 燃費: 燃費が非常に良く、1リットルで40~50km程度走行可能。
- 維持費: 自動車税や任意保険が非常に安い(原付は他の排気量よりも優遇される)。
- 取り回し: 軽量で小回りが利き、狭い路地でも楽に運転できる。
デメリット
- スピード: 法定速度が30km/hに制限されるため、広い道路では制約がある。
- 運搬性: 通常の原付は収納スペースが小さく、配達用バッグを工夫して取り付ける必要がある。
- パワー不足: 坂道や長距離配達には不向き。
おすすめ度: ★★★☆☆
低予算で始めたい場合におすすめ。ただし、荷物を運びやすくするためのカスタマイズが必要。
2. 屋根付き三輪バイク(例: ホンダ ジャイロキャノピー)
メリット
- 運搬性: 大きな荷物も余裕で運べるスペースが確保されている。
- 安定性: 三輪構造で転倒しにくく、雨の日や荷物の重心が不安定でも安心して運転可能。
- 天候対応: 屋根付きなので雨の日も濡れにくい。
デメリット
- 価格: 新車で60万円以上と高価。中古でも20~40万円程度する。
- 燃費: 他のスクーターに比べると燃費はやや劣る(25~30km/L程度)。
- 取り回し: 車体が大きく、狭い路地や駐輪スペースで扱いにくい。
おすすめ度: ★★★★☆
雨天時の運転が多い場合や、荷物が多いエリアで配達する場合に最適。
3. 125ccのスポーツスクーター
メリット
- パワー: 125ccの排気量で坂道や長距離配達もスムーズにこなせる。
- 速度: 法定速度が50ccよりも高く、高速道路を除いたほぼ全ての道路をスムーズに移動可能。
- 運搬性: 広めのシート下収納や、トップケースを追加すればさらに荷物を運べる。
デメリット
- 維持費: 自動車税や任意保険が50ccよりも高い。
- 価格: 新車価格は30~50万円程度と高め。
- メンテナンス: 部品の交換費用が高くなる可能性がある。
おすすめ度: ★★★★☆
広範囲に配達する場合や、スピードを重視する配達員におすすめ。
4. 新聞配達でよく使われるスーパーカブ
メリット
- 燃費: 驚異的な燃費性能(1リットルで50~60km程度)。
- 耐久性: 非常に頑丈で長寿命。メンテナンスコストが低い。
- 運搬性: カゴやトップケースを取り付けることで荷物を運びやすい。
- コスト: 新車価格が20~30万円程度、中古でも手頃な価格で入手可能。
デメリット
- スピード: 50ccモデルだと法定速度30km/hの制限がある。
- 外観: 他のスクーターと比べてデザインがクラシックで好みが分かれる。
おすすめ度: ★★★★★
コストパフォーマンスが非常に高く、初心者から熟練配達員まで幅広くおすすめ。
総合的なおすすめ
- 都市部で短距離の配達が中心:スーパーカブまたは50ccスクーター
- 雨天時や荷物が多い場合:屋根付き三輪バイク
- 広範囲での配達やスピードが必要:125ccスポーツスクーター
結論: 初期投資を抑えつつ、燃費や耐久性を重視する場合は「スーパーカブ」が最適です。一方で、安定性や天候対応を優先するなら「屋根付き三輪バイク」を検討すると良いでしょう。
羽馬懿配達の個人的見解
私はこれまで約3年ほど配達してきましたが、乗ってきた順に125ccスクーター→125ccアジアンネイキッド→125ccアジアンネイキッド(2台目)→250ccネイキッドと乗り継いでいます。思いっきり速さ優先ってことになるのですが、現在は250ccの中でも125ccよりほんの少し燃費が落ちる程度の、250ccの中では高燃費のモデルに乗っています。また、工具が揃っていてほぼ全てのメンテナンスが自分でできることと、スクーターの時にカウルを外したりを手間だと感じた経験があるので、整備性の良いネイキッドモデルが合っていると感じました。特にスクーターのリアタイヤのセンターロックボルトの取り外しに苦労した記憶があります。125ccから250ccに変えた理由はリアボックスを搭載していると強風の駐停車中に勝手に転倒してしまった経験があるからです。
上記とはまったく異なる視点から、本当に個人的な意見になりますが、私は毎日乗りたくなるようなバイクを選んだらいいと思います。最初から単なる仕事の道具だと割り切りすぎたら、ただ乗っているだけでも苦痛になってしまうものです。それくらい距離は走るものだと覚悟してください。


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